思い出のアドレス帳を断捨る
中学生の頃買ったスノーマンのアドレスブックを、
アメリカ留学中使っていました。

中の住所にもう価値はない。
でも15才の頃の思い出がよみがえるから、
なかなか捨てられないで居た。
理由はこういう所。
日本に国際電話をかけるために、
アメリカのサマータイムをメモしている私。
当時の齋藤家は
私はアメリカ、母は日本、姉はオーストラリアに住んでいて、
時差のメモとかしている。
その頃はスカイプなんてもちろん無くて。
母子家庭で留学させてくれた母に心配かける事が出来なくて、
本当は泣きたいのに、高い国際電話代を気にして、
「大丈夫、アメリカの高校でも上手くやってるよ」と
電話口で嘘ばかり付いていた。
アドレス帳を1ページ1ページ開くと
コロラドスプリングスの青空がよみがえる。
ハイスクールの友人達。
皆引っ越して、結婚して、離婚して、life goes on.
日本へも、紙の手紙でエアメールを送っていた、
私は最後の世代。
一週間かけて紙の手紙が日本の友達に届いて、
また一週間かけて返事がアメリカに来る。
辛い留学生活で、それだけが、それだけが、楽しみで。。。
でももう私はハイスクールスチューデントじゃない。
日本で国際ボランティアをして、日本にいる外国人を手伝う事が出来る。
日本の伝統文化を、世界へ伝えて行く事が出来る。
それは辛くても大変でも、留学経験があるおかげだ。
思い出のアドレス帳はもういらない。
Facebookで皆と繋がっている私は、
いつでも旅たてる程身軽になって、
今度は世界中の皆に会いに行こう。
時間軸を「昔」でなく「今」にするため、
そうやって思い出を断捨離った。
アメリカ留学中使っていました。

中の住所にもう価値はない。
でも15才の頃の思い出がよみがえるから、
なかなか捨てられないで居た。

理由はこういう所。
日本に国際電話をかけるために、
アメリカのサマータイムをメモしている私。
当時の齋藤家は
私はアメリカ、母は日本、姉はオーストラリアに住んでいて、
時差のメモとかしている。
その頃はスカイプなんてもちろん無くて。
母子家庭で留学させてくれた母に心配かける事が出来なくて、
本当は泣きたいのに、高い国際電話代を気にして、
「大丈夫、アメリカの高校でも上手くやってるよ」と
電話口で嘘ばかり付いていた。

アドレス帳を1ページ1ページ開くと
コロラドスプリングスの青空がよみがえる。

ハイスクールの友人達。
皆引っ越して、結婚して、離婚して、life goes on.
日本へも、紙の手紙でエアメールを送っていた、
私は最後の世代。
一週間かけて紙の手紙が日本の友達に届いて、
また一週間かけて返事がアメリカに来る。
辛い留学生活で、それだけが、それだけが、楽しみで。。。

でももう私はハイスクールスチューデントじゃない。
日本で国際ボランティアをして、日本にいる外国人を手伝う事が出来る。
日本の伝統文化を、世界へ伝えて行く事が出来る。
それは辛くても大変でも、留学経験があるおかげだ。
思い出のアドレス帳はもういらない。
Facebookで皆と繋がっている私は、
いつでも旅たてる程身軽になって、
今度は世界中の皆に会いに行こう。
時間軸を「昔」でなく「今」にするため、
そうやって思い出を断捨離った。