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中華料理屋でアメリカ人と源氏物語

太伯と買い物に行った帰り、
友達が経営する中華料理屋に。

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千葉大学前にある「大福楼」は、
本当に美味しい中華料理やさん。
友達のシュウが中国人のお父さんお母さんと3人で切り盛りしている。

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店の前にピストがあれば、シュウが店にいる証拠。

今日はピストに乗せてもらいに来た。

これはブレーキが付いているけれど、
本来はブレーキを付けない最軽量の自転車で、
シュウはプロ競輪選手を目指していた。

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シュウ「圭子さん、タイハク、いらっしゃい。なに食べる?」

私「この前シュウがこれ美味しいよって言っていたのなんだっけ。」

シュウ「五目ソバ!これおいしいよー。ゼッタイ他の店と違う。
野菜がいっぱい入っていてー。」

私「じゃあそれ(^^)」

友達が経営する馴染みの店があるって、とても幸せな事だ。
リラックスして特等席に座る。
シュウがお店で煮出して、
キンキンに冷やした美味しい中国烏龍茶を、
何杯もサービスで出してくれる。

ゴクゴク飲む。
美味しくて幸せ。

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シュウは中学生の時日本にやってきて、
最初は日本語が全然できなくて中学でもいじめられて、
登校拒否になったらしい。
学校の先生が家に迎えに来て、
「シュウお前、このまま日本語喋れないでいいのか。
このまま登校拒否になって日本語喋れないままでいるか、
学校に来て無料で日本語勉強するのとどっちがいいか、考えろ。」
と言われて悔しくて学校に行って
無料で日本語勉強してやると思って頑張ったそう。

高校では競輪選手になり、
足を故障した後は卒業して普通の日本の大手企業にも就職したけど、
今は両親のお店を広げるため、頑張っている。

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五目ソバの写真撮るの忘れちゃった。
本当に美味しかった。
書いていたらまた食べたくなってきちゃった。

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厨房にいるお父さんとお母さんも良い人。
息子を訪ねて友達が来るのが嬉しいみたいで、
いつもサービスしてくれる。

私「おばちゃん、はさみ貸してー。」

おばちゃん「ハイヨ。」

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来週、太伯ともどもエマんちにお泊まり♡に行くので、
犬用マナーベルトなどをお買い物した。

今日の戦利品をゴソゴソ開けて、
服のタグをハサミではずしたりして、
お前んちか的くつろぎぶり。

大学前の繁華街のにぎわいも、
店内のクーラーも心地よくて、
近所にこんな気心の知れたお店があって、本当に幸せだなーと思う。

そしてこういう空気がないと、私は生きていけない、と思う。
日本が好きなのに、日本だけの階層の中で、私は生きていけない。
日本に住んでいるのに、在日外国人が行きている空間で、生きてしまう。

日系ブラジル人としてブラジルで生まれ育ち、
母国日本に来たけれど居場所がない、みたいな彼らや、
日本で生まれて日本語しか話せないのに、
在日
韓国人と呼ばれる友人達と、感情を共有してしまう。

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奥に座っている西洋人から聞こえる英語が、
アメリカ発音なのだけれど大声でバカ話しとかせず、
たぶん千葉大の教授とかで知性ある人だろうという感じがしたので、
シュウに紹介して、と頼む。

シュウ「二人ともめちゃ頭いいよ。
千葉大の先生で、日本語も韓国語もぺらぺら。
中国語もペラペラだから、俺と中国語で話しにこの店来てくれる。」

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カナダ人「おお、これは美味そうな犬だ。」

と言ったかどうかは知らない。
最初彼らはシュウと中国語で話していたので。

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アメリカ人「私の専攻は源氏物語です。妻は恵子と言います。
おー、圭子さん。あなたと漢字違いですね。」

これは日本語で本当に言われた。

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カナダ人「日本語でこの歯の事を犬歯と言うだろう。」

私「ええ。英語でもknine tooth(犬の歯)と言いますね。」

カナダ人「knineとはラテン語で犬という意味なんだが。。。」

アメリカ人「このラテン語のknineは中国語の犬、
「ゴウ」から来ているという説もあるんだ。」

シュウ「へえー。」

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その説はちょっと眉唾物だと思ったが
(源氏物語好きが高じて
日本人妻を手に入れてたりなんかする東洋語キチガイは、
なんでもルーツが繋がっていると思いたがるものだ)

こんな風に国籍ごった煮でみんなでくつろいで、
母国語以外が話せるのが当たり前のメンツで、
近所で夕飯を食べ散らかすひと時ーーーそれを私は愛す。

誰でも海外に行ったら開放的な気分になって、
誰でも空港のような多国籍の空間にいると
常識から自由になって快適なものだ。

でも私はそれを、母国でやってしまう。

昔はそれを、相当にいけない事のように思いこまされていた。
(日本の大学で、あまりに皆に、
「外国かぶれ」、
「皆と同じになりなさい」、
「日本人のくせに」、
「たかだか2~3年アメリカ行った位で」、と言われ過ぎたので。)

でももうこんな事で、うつ病になるほど自分を追い込まないようにしよう。

私はもう こういう、
「ちょっと変な日本人」として生きるしかない。
それを受け入れて、もっと自分を幸せにして良いんだと思った。

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ネオンに照らされる何でもない光景が愛おし過ぎて、
五目ソバを食べるにも感傷的になる、感動屋圭子であった。
(死ぬんか?私は)



それで日本にいるからこその
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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

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No title

うふふ、私もインド料理屋とかにいってインド人に囲まれるとすごくほっとしてしまいます♪

syandexiさんへ

そうだよね(^^)
みんな 国籍な空間にいると 楽しいよね
その風通しの良さを 自分の職場とかにも 持ってきて活かせる人が増えると
どの国も さらに良くなるよね
最近のにっき
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04 | 2018/05 | 06
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