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世界を股にかける人類学者は今

10年来の友がいる。

内閣府国際青年育成事業で、
モロッコ派遣団として一ヶ月を共に過ごした夏子。

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彼女は測定不可能なほど偏差値が高く
私たちを代表して皇太子妃両殿下の前で
「内閣府派遣団行ってきます」のスピーチをした。
その後は天皇陛下からの奨学金を得てハワイ大へ留学し
人類学者として助教授を兼任し
日本人学者が出たくても出れない世界的学会で
論文を発表したりしている。

彼女はトンガ王国及びポリネシア地域をフィールドワークに選び
普通の研究者は踏み入れない様な奥地へ入り込み
トンガ人と一緒に暮らし、同じ物を食べ、同目線で彼らと親和する。
今やトンガに夫が50人、兄妹が100人、家族が1000人いるそうだ。

アカデミックの世界に居ながらも
彼女は人の心の襞や、文学や情感を忘れない。
希有な学者である。

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トンガの真下ニュージーランドにも研究でたびたび訪れる彼女。
つい最近も、
クライストチャーチの傷跡残る彼の地から
「ティムタムのストロベリー味があったよ!」
なんて、お茶目なレポートをしてくれる。
ティムタムとは、オーストラリアのお菓子で、
なんかジャンクフードの中では、
割と高級ラインだそうだ。

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私は青春時代をアメリカで過ごしたので
good dayをグッダイと発音するような
田舎くさい国のお菓子は知らない。
でも英語で世界的論文を執筆しながらも
嬉しそうに
そんな事を報告する夏子を微笑ましく思ったものだ。

そんな彼女だから、西洋人学者が踏み入れない領域まで
トンガの人々に受け入れてもらえるのではないかと思った。
 
th_R0011489.jpg

そんな彼女から、手紙が届いた。

え?

不吉な予感がした。
なんだろう。震災直後で不安定なこの時期に。
 
th_R0011499.jpg

地震直後のニュージーランドに行き、
帰国した日に東日本大震災にあった彼女。
以前もトンガで津波被害とニアミスだったと言うし。。。

また どこか海外に行っていたのだろうか。

お願いだから無事でいてくれ。

そう思って小包の封を開けてみると

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ティムタムが入っていた。


。。。わざわざ送ってくれてありがとう。。。

あとニュージーランドの虫除けクリーム。

「圭子、ジャンクフード好きだと思って!♡」by 夏子。

世界を股にかけ、
行く先々で災害とニアミスしながらも上手く交わし、
生き延びる人類学者、夏子よ。

th_R0011494.jpg

ティムタムのいちご味は美味しく頂いた。。。

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太伯も欲しそうだった。。。

th_R0011497.jpg

うばわれる1秒前。



夏子のハワイからの土産はホットケーキミックスだった。
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一度私の美食家ぶりを奴に小1時間程教えないといけない。
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テーマ : 生き方
ジャンル : ライフ

宗教の勧誘

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今 齋藤圭子はwebデザインや
コンピュータグラフィックスの学校に通っている。
朝から昼過ぎまで学校で、午後は職場。
2足のワラジだけれど、
コンピュータでマンガを書けるよう
少しづつ鍛錬できる事が、とても楽しい。
学校は3月から半年間続く。

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20人程いるクラスメイトの中で、29歳くらいの女の子が、
初日からやたらと「圭子さん、圭子さん」と慕ってくれて、
ちょっと卑屈なくらい腰が低くて、
何を言っても「そうそうそう、そうですよね。」
「うんうんうんうんうんうん」
みたいな反応で、まあ別にどうとも思っていなかったが
学校がはじまって一週間くらいかな?
携帯にメールが来た。

「圭子さんに相談したい事があるんです。
国際交流協会のお仕事終わったあと、近くで会えませんか?」

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それは地震直後の3月だったので、
職場の国際交流協会は「早引けしたいならしてもいいよ状態」で、
私は早退させてもらい、
知り合いのインド人が経営しているカレー屋で待ち合わせた。

レストランにはすでに彼女、Aちゃんが座っていて、
もう一人髪を金髪に染めた小柄なギャルちゃんがいた。

私は何か深刻な話しだと思っていたので、すぐ相談に乗ろうとしたが、
「何か食べます?」みたいな感じで急いでいる風でもない。

私「相談て何?」
注文メニューを待っている時、
Aちゃんがおもむろに口を開いた。

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Aちゃん「あのー!圭子さん!私、やってる事があって!」

私「ふむ?」

Aちゃん「うん!私、あの、やってる事があって!
XXXXっていう宗教なんですけど!」

私「ふむ。」

で、色々、願いが叶うとか、幸福になれるとか、
隣りの金髪のコギャルちゃんもこの仏法を信じて
願いが叶って幸せになったとか一通り語られ、
私は相談の前置きなのかと思って真剣に聞いていたが、
続きがないので、ようやく気付いた。

私「あれ。なにこれ。宗教の勧誘?」

すごいショックだった。だから感じた通り言った。

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私「。。。はあ。。。。すっごいショックだな、私。。。」

Aちゃん「えっえっ、なんでですか?」

私「私、Aちゃんから相談あるってメールもらって、
本当に心配して、仕事早引けして来たんだよ。
それが来てみたら宗教の勧誘って、すごい、悲しいよ。
私、本気で、あなたの事心配して来たんだよ。。。」

本当にショックだった。悲しかった。
職場でも、地震で困っている外国人たちの相談も
振り切って来たのに。。。

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私「私宗教って素晴らしいと思うし、
あなたが信じる宗教も素晴らしいと思うよ。
だったら何故、もっと堂々と、その素晴らしい宗教の話しをしたい、
って最初から私に言ってくれないの?
最初から教えてもらえずに呼び出された事が、すごいショック。
手のひらで転がされたようで、
私の善意を利用されたようで、
すごい悲しいよ。」

Aちゃん「うん、でもー。
世の中には、宗教に偏見持ってる人もいるじゃないですかー。
でも、圭子さんには幸せになって欲しくてー!」

Aちゃんが「そうそうそうそう」
「うんうんうん」と1人で相づちを打ちながら重ね重ね言うので
悲しさは終わって「うるせえな」と思って来た。

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私「でもあなたより私のほうが
ずっとイケてて幸せそうでしょ、誰がどう見ても。
なぜ私があなたの様にならなくてはいけないのよ。」

ギャルに向かって言った。

私「あなたはなんなの。」

Aちゃん「あ、あたしの宗教の後輩でー。」

どうりで普段も、
29歳にしてはやたら先輩んちに泊まりに行ったとか、
後輩と遊んだとか言うと思った。宗教の先輩後輩だったのか。

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ギャル「んーあたし、施設育ちだからー。バカだしー。
お母さんはずっと、東北の精神病棟に入っていて
お父さんは人を育てられないから、
幼稚園の時から施設で育って、中学出たら働かなきゃいけないからー。

もう家族で暮らす事はないって思ってたけどー。
ゴギョウを唱えたらちゃんと願いが叶ってー、
短期間でもー、家族で暮らせたから良かった。
今の彼氏もー、やっぱゴギョウやめよって思ったらすぐケンカしちゃってー、
でもゴギョウを唱えたらまたすぐ上手くいく ようになって、
やっぱり願いが叶うの本当だなって。」

私はバカじゃねーのと思って言った。

私「お前、見た目通りの生い立ちしてんな。」

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私「私の母親も宗教人間で小さい頃からあっちの宗教、こっちの宗教で、
私が小学校の頃は世界平和を築くために研修所で修行するのです、とか言って
一ヶ月に3 日くらいしか家に帰って来なかった。

食事も作らない母親だから、小学校の時私栄養失調で入院したし、
父親も交通事故で子供の頃死んだよ。
その後うつ病になって実家に戻った私に、
かーちゃんは常にあなたは悪いあなたはダメって
今も毎日言い聞かしてくれるし、
でもだからこそ、そういう家庭の子は、幸せになる義務があるんだよ。

普通の人にとって幸せになる事は義務じゃないけれど、
そんな生い立ちの子こそ、ドラマ通り不幸になどならず、
親の分も光に向かって進み、
幸せになってみせる義務があるんだよ。」

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最初にそう思ったのは、安室奈美恵ちゃんに対してだった。

私「その宗教であなたが幸せになったなら、
あなたにとってその教えは真実で、
親御さんの分まで、幸福になって差し上げて宜しいんじゃない。
私は素敵な人が居たら、頼まれなくとも近づいて行くけれど、
あなた達のようにはなりたくないから、その宗教には入らない。

ところで、統一教会?とかの若い信者がさ、大学生くらいの、
けっこうイケてる普通に可愛い子が、
最近街頭で勧誘しているの見た事があるんだけど、
ああいうのって、あなた達二人は見たらどう思うの?」

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ギャル「あー、統一教会はー、あたしも前やったけどー、
やっぱ不幸になったから、ゴギョウを唱えるほうが願いが叶うなって。」

Aちゃん「そうそう、あれはねー、あれに入っちゃうと、不幸になっちゃうの。」

私「違う。統一教会だって素晴らしい宗教だよ。
どんな宗教だって
素晴らしいよ。
素晴らしくなくしているのは、周りの人間でしょ。

そういう論議じゃなくてさ、私純粋に、ふつーの若いイケてる子が、
宗教に入る事になった、その一線はどこにあったのかを知りたいんだよ。
以前はたぶん、 あなた達も、新興宗教?あやしー!とか
平気で言っていた若者だったでしょ?
それが信者になってしまう、その境界線はなんだったの。
その時、そこに、あなたに、何が起こったの。」

前から街頭で宗教勧誘している人に聞きたかった事を、
(ただし若くて美形な子に限る。もちろん個人的趣味である。)
良い機会と思ってここぞとばかり質問してみたが、
偏差値的に彼らは残念な感じだったので、
質問の意味が分からないみたいで
あまり面白いインタビュー返答は得られなかった。

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     ごっそーさん。

その後を経て早4月。
最近私の携帯に、やたらとAちゃんから着信があり、
今日も「大事な話しがあるんで、
お仕事終わった後、電話してもいいですか?」
とメールが来たので
うむ、ムカムカするな、と思い、電話した。

私「なんだ!また宗教の勧誘か!」

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Aちゃん「あ、いや、そうじゃないんですけど、
本当に、マジで、大事な話しで。」

私「なんだー。」

Aちゃん「あの私、もう本当、学校とプライベートは、きっちり分けたいんで。
あの、圭子さん、教室の中であれ以来、平気で私に
「あの宗教の教えではどうなの?」とか、話題振って来るじゃないですか。
でも、他の人の前では、宗教の事、言わないんで欲しいんでー。」

笑ってしまった。

私「あなたが話されたくない事を、された私はなんなのよ。
私は好きな事を好きな時に言うし、
何かを黙ってろなんてあなたから命令される筋合いも全く無いから。」

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Aちゃん「うん、でもー、私、
これからも、クラスの人達に仏法を奨めて行くんでー。
その時、ちゃんと私から詳しく話してあげたいんでー、
圭子さんの話題から先に、知られちゃうと、
呼び出しても来てもらえなくなっちゃうんで。」

私「だから、あなたの宗教が皆に奨めるほど素晴らしいなら、
もっと堂々とすすめなさいよ。
なぜ自分の宗教の名前を言う時うつむいてボソボソ小声なの。
あなたが 幸せになった宗教に、もっと誇りを持ちなさい。
あなたのようになりたい、
あなたが幸せになった教えを私も学びたいと感じさせてよ。
あなたがまず朗らかで幸福そうで魅力的でなければいけないでしょう。」

Aちゃん「うん、でも、本当これは、もうー。
クラスでは言わないんで欲しいんでー。」

私「じゃあ最初に私を勧誘した事を後悔するんだね。
今日こうやって電話があって、
教室で喋らないでって言われた事も、明日クラス中のみんなに言うから。」

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Aちゃん「いやもう、圭子さん、本当に。マジでー。」

私「じゃあその宗教の皆で私の事呪えばいいだろ。
        布教を邪魔した邪悪な存在、て。」

Aちゃん「いやあの本当。でもでもー。」

私「私は何の偏見も他意も無いから明るく言えるよ。
それにあっけらかんと皆に知れた方がAちゃんにとって良いじゃんか。
これからクラスの子達を勧誘していったら、
たとえ教室で言われなくても影で言われるよ。
あの子宗教の勧誘なんだってーて。そんなんより、
あっけらかんと教室中で知ってて、でも友達、
みたいな教室の空気や、仲間の方がいいじゃん。」

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Aちゃん「ん、でも、そんなー。偏見持ってる人がいるからー。」

私「だからあなたが偏見もたれる様な新興宗教の怪しい人、そのものでしょ。
そのイメージを改善しなよ。
あなたのどこが魅力的で、あなたの様になりたいと思う人物なのよ。」

Aちゃん「あ、あ、でも、でもー。」

私「そのように卑屈な喋り方って、お相手に対して失礼よ。
こちらもヘコへコしなければいけないと感じさせる。
でも私は背筋をまっすぐ伸ばすのが好きだし、
語尾を伸ばさない話し方が好きだから。
あと私、主語と述語と意見がはっきりしない日本人の人と話し慣れていないし、
お昼ご飯のたびに私の所に来られても、あなたと喋っていてもつまらない。
あなたはもっとイケてるはずだし、もっと面白い事も言えるはず。
こんだけ私にコケにされた上で、反撃してくれたり、
もっとはっきり意見を言ってくれたり、
魅力的でいい女な部分をもっと沢山見せてくれたら私はとても嬉しい。」

Aちゃん「あ、あの、でもー。」
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ラチがあかない会話はエンドレスで
Aちゃん「あ、あ、あの、じゃあ、明日、また学校で。。。」
と言うので

私「ん?じゃあいいの?黙ってろって事はもう?」

Aちゃん「んー、まあ、ええ。。。」

私「いーんかい(^^;)!」

と突っ込んで電話は終わり、
コラムになると思ったのでブログに書いてみた。。。。


あなた達の宗教は素晴らしい。だから魅力的であってくれ。
母も。Aちゃんも。

幸せになる義務があるんだよ。



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今日の神様

 images_20110411212621.jpg

昨日の夜 薄着で出かけていたら思いの他寒くて体が冷えた。
通りかかったマクドナルドで何か暖かいものをと思い入店。
うっかり忘れていたけれど太伯も連れていたのに
フツーに入店してしまった。

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「お、お、お客様!」

店員さんに言われて初めて気がつき、
 
私「あっ、あっ、そうですよね!犬連れててすみません!(^^;)」
 
太伯と外に出て、どこかにつなごうとした。
でも車が目の前をビュンビュン通る道路で、
リードを繋げる
ポールがない。
店員さんも あ。。。て感じで見ていて、
そしたらそのおにーちゃん、
外までメニュー表を持って来てくれた。

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私「すみません。
ポテトを一個欲しいだけなんですけど。。。」
 
店員「はい、では!
お金お預かりします!
領収書もお持ちしますね!」
 
私「並んでいるお客さんの後で、良いですから。」
 
店員「はい!」

 images_20110411213806.jpg

こういう事はもう、その時対応した店員さんの、お人柄ひとつだよね。
「そういった注文は受け付けません」とか、
平気で冷たく言う事だって出来る。

そう言うか言わないか、どうするか、
マックのマニュアルに書いていない事は、
その方のお育ち、お人柄の問題だ。
 
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小寒い街頭で太伯とプルプル待つ事5分。
 
店員「お待たせいたしました。」
 
お兄さんが温かい紙袋と領収書を持って来てくれた。
私はいい人だな、と思ってまっすぐ言った。
 
私「お兄さんありがとう。このサービスを忘れない。
松下さんて言うの?あ、店長代理なんだ。」
 
名札を見ながらお礼を言った。
お兄さんはお礼を言われてすごく嬉しそうだった。
まだ20代と見えたけれど、さすが店長代理さん。
どうもありがとう。

私はハガキを書いて、
この事をマクドナルドジャパン本社に伝えた。
(↑
私はこういう事をよくやる。
勝手に「いい所見つけ隊」活動と名付けている。
バツグンのネームセンスである。)

images_20110411214245.jpg   th_R0011357.jpg
 
暖かいポテトで体も心も快適になった。

太伯「圭子ちゃん、良かったね♪」
 
うん、太伯。
神様はなかなかやるね。

マックの店員さんのフリして、
私の目の前に表れてくれるなんて。


マクドナルド千葉富士見町店の店長代理 松下さん、
どうもありがとう。


 
大丈夫、今日もいい日。
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原発にも、暖かいポテト食べさせてあげたい。




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