結局くつした

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太伯「けいこちゃん、ほら、明治ぶるがりあよーぐると。」
私「うん、もういらないから。」


犬用のおもちゃって、あれですよね。
色とりどりの可愛いものがいっぱいあって、
飼い主としては子供のためなら何でも買ってあげたくなる。

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太伯「けいこちゃん、そっちひっぱって。」
私「うん、もう疲れたから。」


でも結局犬が一番喜んでいるのって、
人間の着古した靴下とか、飲み終わったペットボトルとか。

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太伯「けいこちゃん、もう1回ペットボトル投げて。」
私「もう100回投げたから。」


今も、太伯はマックポテトの空き箱を、
死ぬ程嬉しそうに いじりたおしている。

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太伯「ふごふご。ふごごごごご。」
私「やめなさい。」


お前がそんなに夢中になっているの、初めて見たよ、な勢いで。

どんな高価な犬用おもちゃより、そういうものがお気に入り。
他の家でもわりとそうみたいで、
どこの飼い主さんもみな「安上がりな犬だ。。。」と言う。


でもなんか、そういうのっていいな。



おお、今回はじめて
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森瑶子さん本 レビュー

家にある本を古本屋に売ろうと思って、
売る前に読んでみた、森瑶子さんのハードカバー2冊。
両方とも母上の本である。

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『ドラマティックノート』と『マイファミリー』。

文字とおりドラマティックな香りを題材にした短編集と、
森瑶子さんご自身の家族をテーマにしたエッセー。

『ノート』94pから

「お酒を飲んで、きわどくセクシーな会話をかわし、時には
大真面目に経済問題なども話し、多いに笑い、すっかり意気投合した
ところで、ベッドの期待を抱きつつお互いにきれいにオヤスミを言って、
左右に別れる。人生は捨てたものじゃないわ、と思うのは、
そのようなつつましやかな
出会いと別れの一瞬にあるといっても決して大げさではない。」


大げさである。


『マイファミリー』236p
「深紅の紅をたっぷりと塗り込む。ちょこんと指の腹でその紅い唇に触れ、
指についた紅を耳たぶにチョンチョンとなすり付ける。
これでまた3歳若くなる。」



江戸時代の女性は耳にも紅いものを付けたらしく、
私も着物の時は耳に紅を付けるのだけれど、
森瑶子さんくらいの世代まで、
日本女性には受け継がれた感覚だったのだろうか?
それとも森瑶子さんのまわりにいた
プロメーキャップアーティストの受け売りだろうか?


という2点が、
私の雑学ノートにメモしたちょっとした感想、くらいで、
あとは本当に。。。どうでもよかったですね。


森瑶子さんと桐島陽子さんは、母上が大好きな2大作家だ。


中学生くらいの時、母上が仕事から帰ってきたとたん、
いつも強気な母上がめずらしく素直な弱い顔をしているので、
どうしたの、と聞いたら、
「森瑶子さんが病気で死んじゃったあ。。。」
と悲しそうに言って、可愛かった。
そんなに好きなんかい。

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しかし、桐島陽子さんはまだいい。
でも森瑶子さんは、中学生のとき初めてTVでご本人を見た時、
クルクルのパーマのショートカットで、真っ赤な分厚い唇で、
子供心にアイタタタタタ、と思った。

もうそうゆう、エネルギー満載で、強気強気な働く女には、
母上で食傷ぎみだったのだ。くわえてブス。
(すみません。。。あまりこういう単語は使いたくないのだが、
本当に、ぶ、ぶす。。。という形容がババンとマッチする人だったのだ)

これが、なんか大人の恋愛とか書いていらっしゃるという、
ママの好きな人ぉ?!と残念に思ったものだ。
外見が、残念すぎる。
小説の題材となる恋愛を、
この人のこの外見でどうやって実行していたのか、
今も分からない。

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彼女の書く本も、私にはどうでもいいタイプの内容。
なんのためらいもなく古本屋に売るね。

森瑶子さんは芥川賞作家だそうだが、
じゃあ芥川賞って流行のポップスにあげるような軽い賞なんだな、と思った。
だってこの人の本、流行のポップスだもん。
読みやすくて、時代を象徴していて、当時の人には楽しくて、
後世の人には何も残さない。


80年代に活躍した人なので、
作家歴も、その人間的エネルギーも、とにかく80年代。


「今の日本の経済体制の中で生きている限り、
生活の向上ということはあっても、絶対に下降することはないんだ。
もしオレが次に引っ越すとしたら、広尾さ。」


なんてセリフが出てくる。
当時こんなセリフを、臆面もなく本の中の主人公に言わせられたんですね。
すごいバブルですね。
平成の今の経済体制は、下降するばかりですよ。


「奈美子はしごくいい気持ちで髪にドライヤーをあて、
メイクアップをし、夜用のドレスを着て、
華奢なシャルルジョルダンのハイヒールをはいた。」



今時、シャルルジョルダン!
(いま、誰が履いているだろう?)


「あちらの紳士から、美しいご夫人に、と言って、
ウエイターがアイスバスケットに突っ込まれた
ルィーズ・ポメリーをうやうやしく運んできた。」



今時、ポメリー!
(今、誰が飲んでいるだろう?)


「大人の女で、肩にパッドが入り、腰がきゅっと細くて、スリットの
入ったミニのタイトスカートから、骨っぽいきれいな足がのびている。」



今時、肩パッド!
今時、腰がきゅっと細い、スリットのはいった、ミニのスーツ!
(今、誰がそれを着ているだろう?)

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こういう、時代をただ古くさく思い起こさせてしまう事を
書いていて、芥川作家づらしているところに、
私のこの、必要以上にあら探ししたくなるイライラ感がある。

これがマンガならいいよ。
むしろよく出来た面白いマンガ、と思うところだが、
こんな80年代にしか通用しないポップスみたいな小説を書いていて、

「私の作家生命をかけてスカーレットの人生を翻訳しました」とか
言ってるブスがなんか物悲しいのである。


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森瑶子さんの作品を20超えた時くらいにぱらぱらと眺めていたら、
ああ、母上がこの作家さんを好きなのは、
こういう女性の人生に憧れているからなんだなあ、と、
物悲しくなった。
閉じこもっていず、したいことをドンドンして、
明るい未来を築く新世代の強い女!みたいな。

母上はそういうのに憧れて、いつもヒールをカッカカッカならして、
早足で歩いて、夜も昼もなく働いて、
キャリアウーマンとか呼ばれた最初のほうの世代。
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でも、そんな女と暮らす家族はえらい迷惑だし、
母上はそういう女のライフスタイルを、
別に優雅にこなせていた訳ではなかった。
ただそういうのに憧れて、
無理矢理息を止めてプールに飛び込んで、
「泳げてる!」と思いながら必死の形相で犬かきしていただけ。


だからそういう憧れの根源にある森瑶子さんみたいな
作家の本を読むと、そのお軽さにがっくりくる。
母上が憧れて、私たち家族がさんざん迷惑かけられた根源がこれ?
もうちょっとは骨のあるもん書いていて欲しかったよ。

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今回この本を読んでいたら、本の間からひらっと紙切れが舞い落ちた。
拾い上げると、なにかの電話番号か書かれていた。

私はもう覚えがなかったが、
1-808-・・・という冒頭の数字から、
それは高校留学中の私のアメリカの電話番号だと分かった。


肩パットを入れて、ショートカットで、
ハイヒールをカッカカッカならして、
森瑶子さんを読みながら、
アメリカで湯水のように金を使う高校生の娘のために、
昼も夜もなくがむしゃらに働いてくれた母上。


本当にありがとう。そしてごめんなさい。
そんな感謝も心からこみ上げるが、物悲しさの方が先たつのは、
私が親不孝者だからだろうか?


お金でしか愛情を表せない母上。


その母上が憧れた森瑶子さん。


その本を私は古本屋に売る。


たぶん50円にもならないだろう。






すろーらいふ。。。
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おもちゃは現地調達

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「最小限の物で、最高の幸せを。」

それがモットーの、犬飼いライフ。

太白の持ち物は非常に少ない。
リードと首輪、ブラシだけ。

ではおもちゃ類は持っていないのか?と言うと、

YES. 持っていない。


おもちゃは公園で現地調達。


これ基本。


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携帯で撮った。太伯とバスケ少年


近所の公園や原っぱに行くと、子供たちが遊んでいるので、
「このワン子も仲間に入れて。」
「ワン子も野球にまぜてくれない?」
「サッカーボール、ワン子に投げてあげてくれない?」
とか何とか言って、子供たちと太伯を遊ばせ、
私はベンチでタバコを吸っている。


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え?別にかつあげをしているとか、
有無を言わさず言うこと聞かせて子供たちをまとめあげているとか、
そんなことは無きにしもあらずでも無い事も無い。

(どないやねん。)

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シンプルライフって素晴らしいですねえ。。。。




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