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vol.83 さようなら、リシケシ

犬連れインドヨガ滞在記

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      スラム一家が暮らしているほったて小屋

エマと2日違いで私もリシケシを発つ事になっていて、
慌ただしく後片付けにとりかかった。

まずバスタオルを、大通り沿いのほったて小屋で暮らしている、
スラム一家にあげに行った。


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一家でチャイ屋をやっているらしいのだけれど、
本当にほったて小屋で、
子供達もいるなかでこの寒い11月のリシケシで、
どうやって雨の日や、寒い夜を過ごしているのか不思議だった。

英語は全く通じないけれど、バスタオルをあげると、
ニコニコ笑って小屋の中に入れてくれた。

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赤ちゃんだ!

持って来て良かった。
私は赤ちゃんに白いバスタオルをフワッとかけて、
皆と笑顔でバイバイして去った。

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あと動物病院に行った時買った、
アメリカ製犬用ビーフジャーキーのようなものを、
太伯はあまり食べなかったので、
顔見知りのワンちゃん達に、一本づつあげて歩いた。

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インドのワンちゃんたち、
あなた達の縄張りに、太伯と私を入れてくれて、ありがとう。
太伯を噛まないでいてくれて、認めてくれて、どうもありがとう。

太伯「けいこちゃん、どうしてぼくのおやつ、
他のワンコにあげちゃうの。」

お前食わなかっただろーが。
お世話になった人々には、ちゃんとお礼をお伝えして帰るんだよ。

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宿の近くにアメリカのNPO出資の孤児院があって、
そこにも使わなかった小物をあげに行く。

孤児院の存在を知った時にすぐ、
何かお手伝いをさせてくれませんか?と聞きに行ったのだけれど、
管理しているというアメリカ人の女の子二人は、

「あなた何ヶ月リシケシにいるの?
え?来月には帰る?そういう人は、受け入れない事にしているの。
興味本位の人が、入れ替わり立ち代わり出て行く様な事を、
子供達に体験させたくないから。
ところであなた、ボランティアとかの経験はあって?」

と言われ、

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私「はあ。。。
国際ボランティアは15年くらいやっていまして。。。
内閣府の青年親善大使を努めまして。。。
日本では一応作家で。。。
国連の難民高等弁務官監修で、難民問題の絵本を出版して、
今までの印税は全て難民支援に寄付しています。。。」

と言うと、

「えっ?国連?!」

と急に目の色が変わった。
好きだよなあ。。。
ボランティアやってる連中は国連が。。。
私はもう、国連にはうんざりしていて、
彼女たちの態度の変わりようが好きではなかったので、
それ以来関わるのを止めた。

孤児院の子供達とは、
しょっちゅう道ばたで会って遊んでいたし、別にそれでいいや。

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でも最後なので、
使わなかったノート、新しいボールペン、せっけん、
蚊取り線香、細々としたものをまとめ、
「子供達のために使って下さい」と
アメリカ人ガール達に渡したら、とても喜んでくれた。

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あと着ない服やあまったローションなどを、
ゆうこちゃんにあげに行った。
ゆうこちゃんはジャイカの協力隊で、ブラジルに2年間派遣され、
今はバカンスでリシケシに。
彼女はブラジルで、私の本を読んでくれた事があるそうだ。
う、嬉しい~~~(^^;)。

私の本は韓国語には翻訳されているけれど、
英語では出版されていない。
でも国連関係の本だから、
日本語版のままジャイカのブラジル支部にあったのだろう。

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私は自分の本を、2冊持って来ていた。
アシュラムの図書館には、
世界中の人が置いて行った色々な本がある、
と聞いていたから、私も自分の本を寄付したいと思って。

裏表紙に、メッセージを書いた。

「リシケシに来て、この本を読んでくださった皆様へ。
皆様のリシケシ滞在が、
素晴らしい物となりますように。 この本の作者より」

2冊の本を、一つはヨガニケタンに、
一つはスワラブのムクティカフェに寄付しに行った。

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ヨガニケタンに太伯と一緒に久しぶりに顔を出したら、
やっぱり愛おしさと懐かしさがこみあげた。
スタッフも滞在者も、みんな優しくて、
今どこにいる、犬は元気か、
日本に帰るのか、次はいつ来るんだ、と囲まれて、
アナンダプラカーシュアシュラムの冷たさに
悲しくなっていた私の心は、
ニケタンの温かさでまたフワーッと温かくなった。
ヨガクラスはいい加減でも、やっぱりニケタンは、あったかい所だよ。

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そしてニケタン敷地内の一番遠くから、
たたたたたたたたたたたーーーーっと
黒ちゃんが走ってきて、
「たいはくーーーーっ!」
「くろちゃーーーんっ!」と
再開して転げ回った時の、二匹の嬉しそうな事!

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黒ちゃん、ありがとうね。
お前はインドでだけじゃない、
太伯の人生にとって初めての、本当の良いお友達だったんだよ。
太伯と仲良くしてくれて、本当にありがとうね。
本当にありがとう。

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                              ♡  ふぉえばー らぶ! ♡

ムクティカフェにも本を置きに行って、
スワラブに最後のお願いをする。

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スワラブ一家の「ムクティカフェ」看板。
リシケシのリキシャスタンド目の前のこの店に行かれたら、
ぜひ皆さんも私の絵本を読んで下さい。


私「スワラブ、私が風邪をひいた時、
一番温かくて、一番気に入っていたこの毛布。
これを、ミスターメルティーに。。。あわわ、じゃない、
あの、ストリートにいる、黒い、お乞食さんにもらって欲しいの。
私をバイクで連れて行って。」

スワラブと、最後のドライブに出た。

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           スワラブと私

スワラブ「オレもあの人にたまにミルクやパンをあげた事があるよ。
でもおかしいな。。。昨日はここらで見たのに、今日はいないね。」

20分くらい探したが、見つからなかったのであきらめた。

スワラブ「ケイコ、約束するよ。
これはオレが責任を持って預かって、彼に渡す。」

私「ありがとう。スワラブ。
あなたは私の、インドで出来た初めての友達だよ。
初めて会った頃、両替屋に付き添ってくれてありがとう。
いつも心を開く友達でいてくれて、どうもありがとう。」

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        スワラブ一家

デリーで働く、スワラブの妹さんが里帰りしていて、
「デリーに来たら、私が働くホテルに遊びに来て!」
と言われ、約束する。

私「ありがとう、スワラブのお父さん、お母さん、妹さん、
カフェのみんな、ありがとう。」

太伯とリキシャに乗って、宿へと向かう。

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流れて行くリシケシの夜景。
ガンジス川。
この空気。

お別れだ。ありがとうありがとう。

私はリシケシについて、辛口な事ばかり書いて来た。
でも結局、インドという大海に飲まれて、
波打ち際でピチャピチャ騒いでいただけの事だ。
インドは深くて大き過ぎて、私は小さ過ぎて、
私はまだ、それを全部飲み込む事が出来ない。

でもそれは、滋養深い食べ物を食べて、
ゆっくり消化するのを味わう、幸福な余韻と似ている。

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私は結局、インドに来て良かった。
リシケシに来て良かった。
文句を言いながら、
私は沢山の新しい経験をさせてもらって、
知らない事をいっぱい知ったし、
見えなかった事が沢山見えるようになったよ。

ありがとうリシケシ。
ありがとう。

そしてリキシャを降りる時、

ドライバー「あ、おつりないから渡せない。」




私「てめー、さっきの客から
小銭もらってただろーが、
よこせコラ」


太伯「け、圭子ちゃん、今のエンディング台無しだよ。。。」

え?あそっか。。。

しかしこのブログはもう少々続きます。

なぜならそれは犬連れだからであり、
デリーでまた大変な事が起きるからです。

(まだまだ)つづく。



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vol.84 デリーまでタクシー6時間

犬連れインドヨガ滞在記

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リシケシの朝6時、手配しておいたタクシーが私の宿に迎えに来る。
太伯と乗り込み、宿の主人と掃除夫のおっちゃんに別れを告げる。

私「お世話になりましたー!ありがとうー!元気でねー!」

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愛しいリシケシの景色がどんどん通り過ぎて行く。
ヨガニケタン、駅前マーケット、ヨガスタディセンター。
40分も走ると完全に知らない土地になり、
名残惜しくも、後部座席にゴロンと横になった。

はあ、夕べからパッキングで寝ていないから、寝なおそう。。。

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すると太伯まで、私の上で寝そべろうとする。
この狭い後部座席で、狭いし、暑いし。。。
太伯、下に行きなさい。

いやだ ぼくも上で寝る

暑っくるしいんだよ。圭子ちゃんの靴が脱いである所で寝なさい。

いやだ そんな非人間的なこと

お前は犬だ。人間様は上で寝るんじゃ。

いやだ 僕、人間だもん

お前、マジで言ってんの?私は人間。お前は何?

すみません。犬です。

分かればよろしい。

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1時間くらい寝ていた後、私がふと目を覚ますと、
太伯は前の助手席にちゃっかり座って、
「やっぱり人間です。」てな顔をしていた。
へこたれない奴だ。。。

若い運転手さんはちょっとドキドキしているみたいだった。
前にも書いたけれどよっぽどお金持ちでなければ、
インドの庶民には犬を飼うという文化がないので
「犬を助手席に乗せてドライブしてるオレ!!!」
みたいな事が嬉しくてドキドキしているみたい。

寝ている私が目を開けると、
運転手さんはたまにオズオズと太伯に手を伸ばし、
そっと撫でてくれたりしていた。
ありがとう、運転手さん。。。
キキ―――ッと急ブレーキがかかると、
太伯はゴロゴロン、と下に転がっては、
また助手席にはいずり上がっていた。

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また1時間くらい寝て目を開けると、
運転手さんと助手席の太伯は、
妙に仲良くなっている。

目と目で会話する二人。

運転手さん 「いくぞ。」
太伯 「うん。」

キキキ―――ッッッ!!!

太伯はブレーキを踏ん張り、

運転手さん 「やったな。」
太伯 「うん。」

二人で波乗りを楽しんでいた。
ほう、太伯のやつ、結構うまいじゃないか。。。
よし今度、サーフィンにでも連れて行ってやるか。。。



↑ どんだけ飼い犬の人生を
翻弄したら気が済むのか。

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 さーふぃん。

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ひたすら続くサトウキビ畑みたいな道に、
いきなりポツンと食堂が表れ、そこで朝食。
デリー/リシケシ間のサービスエリアという所だろう。

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      サービスエリアでも、人気者の太伯

お腹いっぱいになってまた後部座席で寝る事何時間。。。
母親の勘としか言いようがないけれど、
パチッ!と目が覚めた。

その瞬間。

「ゲエエッッッ!!!」

助手席の太伯がゲロを吐いた。

私「わああっ(笑)!!! たいはく!!!(^^;)」

キキ―――っ、とさとうきび畑の真ん中でタクシーが止まる。

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私「I'm sorry!so sorry! i will clean up, right now...!!」

すみません。本当にすみません。すぐ掃除します。
私は車から降りて助手席を開け、
トレぺでシートをふきまくる。
埃とジャリだらけのインドの車シートでは、
ゲロもコロコロとはじかれて、すぐにふき取る事が出来た。
うーん、埃だらけのインド、便利だなー。

運転手「この犬は病気じゃないの?」

私「ううん。あのね、車酔いだと思う。(^^;)」

こんなに運転の荒い車に
何時間も乗っていたのは初めてだから。。。とは黙っていた。

また走る事何時間。

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       むにゃむにゃ。。。

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           ん?

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     もうすぐ、デリーかな?

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だんだん空気が汚くなってきて、
(いや、リシケシも汚いんだけど、さらに汚く、もわっと重く、暑い。)
二か月前に降り立ったデリーが見えてきた。

お昼過ぎ、初日に泊まった「コテージイエスプリーズ」に着き、
運転手さんにお金を払う。
リシケシからのタクシー6時間強、約4千5百円ナリ。
コテージイエスプリーズに入り、
前回もお世話になった日本語ぺらぺらのラジェンダさんに挨拶する。

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     ラジェンダさん

私「ラジェンダさん!お久しぶり!覚えてる?犬連れの私!
見てみて、ハゲにしちゃった。」

ラジェンダ「覚えてるけど、
今は繁忙期だから、うちのホテルはもう満杯だよ。」

あらそう。

スーツケースをラジェンダさんに預かってもらって、
私は太伯と泊まれるホテルを探しに、
コンノートプレイスに出かけた。

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         コンノートプレイス

デリーの高級ショッピング街。
コンノートプレイスの中心にある芝生の公園に太伯と入ろうとしたら、
犬はダメだ!警備員に横柄に命令される。
シルク屋さんにお土産を見ようと入ろうとしたら、
「お断りでございます。」とドアマンに閉め出される。


しょうがないので、
太伯に犬バッグに隠れてもらってからマクドナルドに入って、
犬バッグを足下に置いて食事した。

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     インドのマック。マハラジャバーガー。 

腹ごしらえをした後、
いくつかの高級ホテルに、犬連れダメですか?と聞いてみた。

さすがに、5つ星ホテルは交渉しても無駄だろうと思ったので、
最初から3つ星ホテルあたりを狙って
フロントマンに聞いてみたのだけれど、
リシケシとは違く、にべもない感じ。

私がここで、たとえ子猫の上目使いで可愛く頼もうと、
土下座しようと、絶対だめな感じ。

太伯とトボトボ歩き、
コンノートプレイスのお金持ちインド人達を眺めた。

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インドがだんだん近代化していって、
きれいで清潔になったら、
犬連れで泊まれるホテルなんて、無くなっちゃうのかもな。。。
そうしたら、ちょっとさみしい感じもした。

汚い安宿街のパハールガンジに戻り、
あっさり宿を見つけた。
やっぱり安宿街にはビジネスライクな冷たさより、人情があるやな。
てゆーか、どうでもいい無法感覚が(^^;)。

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2ヶ月前にデリーに来た時、何回か通ったチャイ屋。
私と太伯を覚えていてくれて、みんな再会を喜んでくれた。太伯も受け入れられて、嬉しそう。


私「ホテルのマネージャさん、
私、自分のスーツケースを、別のホテルに預けてあるんです。
取って来るから、その間犬を持っていてくれませんか?」

リードを預け、
スーツケースをひきずって戻ってくると、
太伯は私を見つけて、
「圭子ちゃん♪圭子ちゃん♪」とリードをぎゅうぎゅう引っ張る。

マネージャさんはびっくりして、
「見た?この犬!君が帰ってきたとたん、こんなに喜んで!」

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     安宿街、パハールガンジの夜。

いや、どこのバカ犬もやりますよ。
むしろ躾としてはなっていなくて、
高級な着物を来ている時に
もし太伯が前足で飛びついて来たりしたら、
私はその場でこいつを殺す。

でもなんかインド人って、
こういう韓国ドラマみたいなクサさが好きみたいで、

マネージャ「僕には分かる。動物は嘘を付かないんだよ。
君はきっと、とてもいい人間なんだねえ!
エアコン付きの部屋900ルピー(1800円)だけど、
700ルピー(1400円)におまけしてあげる!」

と言ってくれた。

やったー!!!(^^;)
犬連れだと、いい事あるな♪!
でかした、太伯!

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こうして、デリーで無事、 屋根の下で眠る事が出来た。


圭子ちゃん、うまく騙せたね。
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本当はドSな飼い主なのにね!

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v85 エアインディアのデリーオフィス

犬連れインドヨガ滞在記

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     ホテルの屋上でダラダラ朝ご飯。
 
さて、デリーの動物検疫所へ行かなくては。
 
ホテルの部屋から一応電話してみた。
 
私「ハロー?動物検疫所ですか?
今から伺ったら、
ドクタークマールはいますよね?」
 
職員「いません。今日は月曜日ですが、振り替え休日で休みです。」
 
ガチャン。ツーツーツー。
 
そんにゃ。。。
 
明日の夜には飛行機で日本に帰るのに。
まあ、明日中に何とかするしか無いわな。
 
じゃあ今日は、エアインディアのデリーオフィスに行こう。
 
動物検疫の都合で
飛行機チケットのオフィスにも行く必要があった
のだ。

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さ、行くよ太伯。。。と出かけようとした時、
いつもならドアに先回りして
「早く早く♪ お外お外♪」とせかす太伯が、
ベッドに「ふせ」をして へばりついている。
 
あれ?行かないの?
 
太伯「行かない。」
 
えっ。お前がお外に出ないなんて。。。どうしたの。
 
太伯「デリー、嫌い。」
 
嫌い、って。。。

太伯は昨日今日と、デリーをあちこち歩き回って、
あまりの汚さと混雑ぶりに、辟易したらしかった。

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太伯「あれは、ナイ。」
 
。。。じゃ、じゃあ、お留守番だよ。それでもいいの?
 
太伯「イイ。」
 
というわけで一人で出かけた。
犬にも散歩を拒否される街、デリー。
どんな街やねん。

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埃だらけの街を、リキシャでエアインディアオフィスに行くと、
受付の兄ちゃんがものすごいハンサムだった。
インド人だけど、色素が薄くて、物腰も紳士。
あらいいわねえ。海外に留学していたエリート組かしらね。
私がニコッと笑うと、彼もニコッと笑う。
その瞬間、気づいた。
 
私「あ、パスポート忘れた。」
 
ハンサム兄ちゃん「ええっ(^^;)。」
 
私「必要かなあ?リコンファームをしに来ただけで、
パスポート番号だけならメモしてあるから分かるけど。。」
 
待合室に入ってみると、すでに50人くらいの人がソファに居た。
でも職員はカウンターの奥でお喋りしている。

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私「Excuse me!」
 
職員「あとで質問してくれ。我々は休憩中だ。」
 
私「Oh you're taking break.
Even people are waiting this long. GREAT.」
 
休憩中ですか。こんなに沢山の人が待っているのに。素敵ですこと。
 
私がふてぶてしく見返すと、ハンサム兄ちゃんが取り持ってくれた。
職員と話し、やはりパスポートは必要と判明。
がっくり。。。。
 
私「また往復1時間、リキシャに乗って戻ってくるのか~。」
 
兄ちゃんはこっそり、「君きっかり1時間で戻ってこれる?
これ、番号札。
ちょうど1時間後くらいに呼ばれる番号だから、
持ってて。
内緒だよ。」
 
私「ありがとう!兄ちゃん!」

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せつ子は大急ぎでタクシーを拾い、
ホテルに戻って太伯を蹴飛ばし、パスポートを取ってオフィスに戻った。
兄ちゃんは慌てていて、
「早く早く!今呼ばれているから!」と手招きする。
到着そうそう、カウンターに座る私を、
増えていた100人の待ち合い客がひんしゅくの目で見ている。。
 
す、すみません。。。(^^;)
 
犬連れです。リコンファームです。これが書類です。
いろいろな手続きをしてもらうのに、結構時間がかかった。
待っているお客さん達もすごい数。
カウンターのおっちゃん おばちゃんは、番号札を順々に読み上げて行く。
 
職員A「シックスティーワン!」
 
職員B「シックスティ―ワン!」
 
私「シックスティ―ワン!!!」
 
ブッ、クスクスクス。。。(笑)、とカウンター職員達が笑う。
彼女はいい子だ、私たちの仕事を手伝ってくれている。
犬連れで旅行して、これから帰るんだってさ。まあ。
 
さっきケンカした職員達と、
すっかり仲良くなってエアインディアオフィスを後にした。

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その後リシケシでのベストフレンド、スワラブの妹さんが働く
高級ホテル、「ザ・オブロイ」へ。
日本には支店がないのであまり知られていないが、
世界的な超高級ホテルチェーン。

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一歩踏み入れると、ルイヴィトンのショップが!
グッチが!セリーヌが!エスカーダが~~~!!!
インドにもこういう所が、あるのか~。
お値段は日本と全く同額だった。
これが買えるインド人、てのは、
日本人より桁違いに金持ちなんだろうなあ。
良く見れば、客もものすごい金持ちそうなインド人ばかり。
男性はサビルロー系のスーツ、
女性はキンキラのサリーに、ものすごい宝石の指輪ゴテゴテ。

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エアコンの効いたホテル内は、本当に別世界。
洗練されたデザイン、トイレの豪華さ、
ホテルイメージとしては東京のパークハイアットと似ていた。
でも規模は全然もっと広く、ゆったりと豪華。
私は堂々と、深呼吸して、気取って歩く。
ああ~~~心が休まる。
。。
スワラブの妹、
スルヴィ
を呼びだしてもらって、感激の再会。

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スルヴィ「うそ!ケイコ~~!」
 
私「スルヴィ~~~!!すごいね、すごいね!
あなたがここで働いている事を、
私誇りに思うよ!!!」

オブロイで働くスルヴィの姿は、マジでかっこよかった。
スワラブ一家は外国人相手の商売で、兄妹とも小さい頃から英語が話せる。
それでデリーでいい仕事につけば、
リシケシの3倍の月収が稼げる。
 
「でも家賃も生活費も3倍なのよ。」
 
なるほどねえ。。。

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「ところでオブロイ、犬連れ、ダメだよねえ。。。?」
 
「前にも言ったけど、ダメよ(笑)。
でも今後デリーに来る時は、
私のアパートに泊まりに来ればいいじゃない!
もちろんタイハクも!」

 
嬉しい友情。

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仕事があるスルヴィを解放してあげて、
ホテル内の有名なレストランで一人で食事。
このレストランが本当にパークハイアットみたいで、
世界各国の料理がビュッフェみたいに並んでいた。
 
私は街の屋台との違いを味わおうとして、
普通にカレーと、インドの伝統菓子を頼む。
ボーイの態度も素晴らしい。
 
そしてお味は。。。
カレーは正直、
屋台の方が美味い。
でもきっとここのシェフは、
オムレツやジャパニーズ寿司は作れても、
カレーには魂が入れられない、西洋人なんじゃないかな。

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さてお値段もパークハイアット並み。
カレーとジュースで、4500円。
リシケシなら、
食って飲んで宿泊して、
ヨガレッスンも朝夕付いて3日間暮らせる値
段だ。
 
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スルヴィと抱き合って分かれて、貧乏安宿街に戻った。
正直言うとオブロイの、高級車が乗りつける出入り口で、
「リキシャを呼んでくれませんか?」と言うのは恥ずかしかった。
日本語ぺらぺらのラジェンダさんと、夜酒を飲みにバーに行く。
夜は涼しいので、さすがに太伯も着いて来た。

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       安宿街のレストランバー


ラジェンダ「まったく君はなんだって、
好き好んでトラブルばかり起こすのかね!
前もって予約してくれたら、うちのホテルに泊まれたのに。。。
ほら、このチキンも食え。」

私「なんだラジェンダさん笑えるんじゃん!
いっつも日本人にすごい親切なくせに、
顔はムッツリしてるからさー!
笑わない人なのかと思ってたよ。」
 
ラジェンダ「仕事が終わったらオレの時間だ!」
 
周りのおっちゃん「なに言ってんだよジャパ二ーガール。
ラジェンダは超ジョークも言うし、
仕事も出来るし、女好きだぜ!
 
私「悪いやっちゃなー(笑)!!!」
 
皆「ガッハッハ(笑)!!!」
 
これはこれで楽しかったのだけれど、
リシケシは聖地だ、という事もよく分かった。
行った時はどこが聖地やねん、と思っていたけれど、
このデリーのシティーぶり。

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犬連れでないので1人で映画館に行ってみた。
なぜかタイトルが「ロンドンドリーム」


書ききれないけれど、今日もコンノートプレイスに寄って、
1人でインド映画を見たりショッピングしたりした。
それだけで、
騙そうとする奴、変な客引きをする奴、セクハラしてくる奴、
も~
リシケシとは桁違いにめちゃくちゃ沢山居て、
リシケシでもイライラしていたけれど、
デリーでは桁違いにイライラした。

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あとチキンとかの肉料理がどこにでもあるし、

お酒メニューもどこにでもある。
このデリーに比べれば、リシケシは聖地だわ~。
そう呼ばれる理由が
良く分かった。
デリーは「人間」だらけだった。
でもリシケシは、
「人間」より「神様」の人口が多かった気がする。

 さて明日、太伯は無事、日本に帰れるのか?
 
次回、役人にワイロを要求される。

つづく。


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テーマ : ピラティス・ヨーガ
ジャンル : 心と身体

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